■辰巳ダム■
平成20年7月28日浅野川の氾濫について(つづき)
◆2009.5.8 石川県知事、河川課長へ申し入れ「 浅野川洪水の検証結果について――降雨量、洪水量――」


◆2009..5.8 石川県知事、河川課長へ申し入れ「 浅野川洪水の検証結果について――降雨量、洪水量――」
  
石川県河川課は、浅野川洪水に関する基本数値である降雨量、洪水量について第一回、第二回第三者委員会で結論だけ示し、その技術根拠文書は委託業者から納入されていないので公文書として存在せず、公開できないとして、その技術的根拠を示していなかった。4月6日に一部の技術根拠文書の公開を受けて内容を確認したので、別添「浅野川洪水の検証結果に関する問題点について(その1、2009.5.8,naka)」で以下の問題点を指摘した。
  1.浅野川天神橋の3時間雨量は147mmではない!
  2.今回の降雨は200年確率ではない!
  3.石川県の洪水流量解析は誤りである
  4.天神橋地点で650m3/秒と推定したのは誤りである
  5.浅野川放水路の最大洪水量170m3/秒の不等流計算に重大な過誤がある
 さらに、不足文書の公開を受けたのち、意見文書を作成し、申し入れを行う。今回の指摘に対して文書による反論を求めた(2週間程度で)。

 ●公開を受けた技術根拠文書を見ると、検証結果というものではなく、検証のための試算をしたというだけのものである。その試算で算出した数値が妥当かどうか、調査結果と矛盾がないかどうかなど、これから検証するというものであり、検証結果というものではなく、検証する準備が整ったというにすぎない。観測値と仮定値をゴッチャにして計算したり、計算で求めた曲線と調査した痕跡とが一致していない。算出した最大洪水量と石川県が観測した田上地点の流量と著しく相違していることに対しての検証もない。そもそも、土砂の堆積もなく、河川断面が明確で、明瞭に痕跡が残っている田上地点の調査が行われたのか、行われなかったのかも明らかでない。もし、天神橋で650m3/秒と推定するのであれば、その上流でもほぼ同じ流量が流れたことになると、旭町一丁目、田上本町付近の左岸で溢れることになるのではないか?など、さまざまの疑問がでてくるが、これらについて検証しているのか、検証していないのであればなぜしないのか?などなど、河川課長らへ申し入れた。その場で、特に反論はなかった。

 石川県知事、河川課長あての申入書→クリック
 【別添文書】浅野川洪水の検証結果に関する問題点について(その1、2009.5.8,naka)→クリック
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