■辰巳ダム■
犀川の流量確率評価について
◆2008年3月14日:流量観測年数29年で流量確率評価(昭和53年〜平成18年まで、今回は、平成17,18年の2年追加)


◆2008年3月14日:流量観測年数29年で流量確率評価(昭和53年〜平成18年まで、今回は、平成17,18年の2年追加)
−−−犀川大橋基準点の100年確率流量推定値−−−ワードファイル
1.流量観測記録年数
 犀川の流量観測は、下菊橋測水所において、昭和53年から平成18年までの29年間の流量観測記録がある。

2.犀川大橋基準点流量
 昭和40年に犀川ダム、昭和49年に内川ダムが完成し稼働している。犀川の洪水時には、これらの治水ダムによって洪水調節が行われている。さらに、昭和50年からは、田上地点に浅野川放水路が完成し、浅野川の洪水の一部をこの放水路を通じて犀川に受け入れている。したがって、下菊橋測水所の観測流量に犀川ダムと内川ダムの洪水調節量を加算し、浅野川放水路の分流量を減算したものが、犀川大橋基準点流量である。毎年の最大値を集計した表が、「表S1 犀川大橋基準点の毎年最大流量(ダム調節無し、放水量含まず)」である。

3.100年確率流量の推定
29年間の流量観測記録にもとづいて、財団法人国土技術研究センターの「水文統計ユーティリティVersion1.5」によって、100年確率推定値を計算する。
流量観測記録年数によって、100年確率推定値がどの程度異なるか、少なくともどの程度の年数があれば、推定値が収束傾向を示すかを調べるため、10、20、25、27、29年間について計算した。計算結果を集計した表が、「表S2 犀川大橋基準点の各種確率分布モデルによる100年確率推定値」である。
流量観測記録年数別に、推定値の収束傾向を確認するための図が、「図S1 犀川大橋基準点の流量記録年数別の100年確率推定値(最小値/最大値)」である。

4.推定結果
 図S1によれば、データの年数が27年以上で最大値が900m3/秒代、最小値が700m3/秒代に収束傾向がある。
データの年数が25年以上で、基本高水流量1750m3/秒に対する割合は、最小値で40%代、最大値で50%代である。平均すると、おおよそ50%である。
100年確率の推定値は、旧基本高水流量1600m3/秒に対しても最大値は60%代である。

【データファイル】
表S0 犀川大橋基準点の毎年最大流量(ダム調節無し、放水量含まず)候補―――エクセルファイルtableS0saiQ-29nen-saidai-kouho
表S1 犀川大橋基準点の毎年最大流量(ダム調節無し、放水量含まず)―――エクセルファイルtableS1saiQ-29nen-saidai
表S2 犀川大橋基準点の各種確率分布モデルによる100年確率推定値―――エクセルファイルtableS2saiQ29-suiteichi.xls へのリンク
図S1 犀川大橋基準点の流量記録年数別の100年確率推定値(最小値/最大値)―――エクセルファイルfigureS1saiQ29-nensubetu

DATファイル
 流量記録年数10年(昭和53年〜昭和62年)―――saiQ10.dat
 流量記録年数20年(昭和53年〜平成9年)―――saiQ20.dat
 流量記録年数25年(昭和53年〜平成14年)―――saiQ25.dat
 流量記録年数27年(昭和53年〜平成16年)―――saiQ27.dat
 流量記録年数29年(昭和53年〜平成18年)―――saiQ29.dat

ANSファイル
 流量記録年数10年(昭和53年〜昭和62年)―――saiQ10.ans
 流量記録年数20年(昭和53年〜平成9年)―――saiQ20.ans
 流量記録年数25年(昭和53年〜平成14年)―――saiQ25.ans
 流量記録年数27年(昭和53年〜平成16年)―――saiQ27.ans
 流量記録年数29年(昭和53年〜平成18年)―――saiQ29.ans

計算結果
 流量記録年数10年(昭和53年〜昭和62年)―――saiQ10suimonkekka
 流量記録年数20年(昭和53年〜平成9年)―――saiQ20suimonkekka
 流量記録年数25年(昭和53年〜平成14年)―――saiQ25suimonkekka
 流量記録年数27年(昭和53年〜平成16年)―――saiQ27suimonkekka
 流量記録年数29年(昭和53年〜平成18年)―――saiQ29suimonkekka
 

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